リビングに置くテーブル

リビングに置くテーブル

食事、お茶、作業など、さまざまな用途で必要となってくるテーブル。

特にリビングに置くテーブルは、用途も幅広いため選ぶのも難しく感じます。

以前の記事(テーブルの大きさの選び方について:『オーダーメイドテーブルの選び方』)では、水平方向の大きさはその室内空間に合わせて選び、高さ方向については、使用者の体格に合わせて選ぶのが良いと記しています。

リビングで使用するテーブルについては、使い方も考慮しながら考えてみます。

 

 

水平方向の大きさ

ダイニングテーブルと同じく、空間に対しての余白や、それによる動線を考慮して選びます。特にリビングは人の集まる場所であり、ソファやテレビなど動かしにくい大型の家具を配置している場合もあるため、その家具と空間の印象、さらに動線の兼ね合いが大切となります。

食事を行うダイニングテーブルと比較すると、一人あたりに最低限必要なスペースが決まっていないことも特徴です。飲み物やおやつを少し置くだけといった使用イメージであれば、かなりコンパクトなサイズのものをサイドテーブル的に使用しても良いかもしれません。

また、来客時にも使用する場合は、その相手がどのような関係かによっても変わってきます。社会的な距離を保ってコミュニケーションを取るため、テーブルの奥行きなどを整えるなどの工夫もできます。

 

高さ方向の大きさ

ロータイプ

床座か座椅子、もしくはソファの使用を考える際に適切なタイプといえます。

身長、ソファや座椅子の高さにもよるため少し大まかな値となりますが、30cm〜35cm前後のものが多いといえます。使用目的によっても変わってくるので、使用イメージを考えることが大事です。

空間がすっきりとまとまる印象があるため、リビングテーブルの定番と考えられます。

 

ミドルタイプ

ソファに座って使用することをメインに考える場合に適しています。35cm〜40cmのものが多く見受けられ、それ以上のものもあります。

また、リモートワークの増加に伴いソファとリビングテーブルを用いて、多少の作業を行うような使い方が見受けられます。椅子の構造や形態も目的に合わせて設計されているため、休息用のソファを使用した長時間の作業はお勧めできませんが、このような使い方をされる場合は60cm前後の高さのテーブルを用いる方法があります。以前の記事でも記したように、作業用椅子とテーブルの関係として差尺は27〜30cmが好ましいと考えられています。できるだけその高さ関係に近づけることが良いと考えられます。

ロータイプとハイタイプの中間高さのテーブルは、ソファに座っての軽作業を可能にしながら、空間も広々と使える印象です。

 

ハイタイプ

 

ダイニングテーブル、椅子を選ぶ際と同じように高さを選択するイメージです。テーブル高さを椅子と合わせて設定するのが適切で、70cm前後のものが広く一般的なサイズといえます。ダイニングをリビングとしても使用するようなイメージで、家族の団欒の場所となります。

リビングとダイニングの機能の中心を一つにまとめることで、家族がより一つの団欒の場に集まりやすいような環境になると考えられます。

 

 

リビングに置くテーブルは、作業用としても使える姿勢を意識したダイニングテーブルとは異なり、休息の姿勢をとるソファなどでの使用を考えるためサイズ選びが難しくなります。低いテーブルの方が空間をより広く見せる効果や、テレビなどへの視線を遮りにくいなどの効果がありますが、使用感を考慮する必要があります。体に合わせるだけではなく、自身の使用目的と優先順位を考えつつ、選択するのが良いと考えられます。