日々のものを見る時間
我が家には30年近く使っている籐編みのカゴがあります。
以前は私たち兄妹が子供の頃のおもちゃ入れだったもので、今は乾いた洗濯物入れとして使われていて、これまでにどこかに大きい穴が空いたり、割れて形が変わったりもせずに寄り添ってくれています。
長くそこに居て、毎日、手に触れているから掃除を気にしなくて大丈夫だろう。そう思っていたのですが、この前、よく見てみると細かい編み目に溜まった埃を発見。普段の生活に空気のように馴染んだ存在だからこそ、見落としてしまったんだなと反省しました。
掃除機を片手に、窓からの光の透過を頼りに格闘。確認して綺麗になったと思ったら、気になるところを見つけて、そこを集中にやってとを繰り返し続け、満足のいく掃除栄えに。そこまでやった達成感と開放感のある充実した気持ちになりました。
近くにある日用品だからこそ、じっくり気にかける時間が大事かもしれませんね。
Yuka.N