家具とは全く関係ありませんが……(料理のこと)。

家具とは全く関係ありませんが……(料理のこと)。

家具とは、全く関係ありませんが、

料理で少し納得がいかないことがあったので、ここで言わせてください。

 

「おいしい」は味より食感が上回るのか?ということについてです。

 

 

わたしは実家に住んでいて、普段あまり料理をしないのですが、とある休日に夕飯を作りました。

 

夕飯の写真

 

2時間半ほどの時間がかかり、いつも料理を作られている方々がすごいなと改めて実感しました。いつも美味しいごはんをありがとうございます。


さて、わたしが作ったメニューは4品。

里芋と梅干しのポテトサラダ、トマトと豚バラの煮込み、鳥ももグリル、ねばねばバクダンと、少し肉々しいです。


自分が作った料理を誰かに食べてもらうことが少ないので、どれが一番おいしかったか最後に聞いてみようと思い、ドヤ顔でそれを伝えました。


ちなみに、わたしの推しは「トマトと豚バラの煮込み」です。

切った豚バラを焼き、鍋で煮込んだトマトの中に入れて、そこに少しの砂糖と塩を入れたシンプルな料理です。素朴なのに、素材そのものを活かした出汁の旨味と酸味が効いていて自信がありました。


ですが、両親が選んだものは、なんと「ねばねばバクダン」でした。


聞いた時、一瞬漠然になりました。

なぜなら、ほとんど素材だけの料理だったからです。

 

 納豆、オクラ、まぐろ、とろろ、卵黄のねばねばバクダン

 

付属のタレで味付けた納豆、オクラ、まぐろ、少しめんつゆを入れたとろろ、卵黄を重ねたものです。つまり、ほぼ素材でしかないのです。それか、メーカーの匠な味付けの結果です。


「わたしの味付けがいけなかったのか?」と疑心暗鬼になってしまう程でした。


なんか納得がいかないと思い、トマトの方はどうだったか、率直に聞いてみました。


すると「豚バラ肉がもうちょっと柔らかかったらねー」と。



…………ん?



味じゃなくて柔らかかったら、よかったのか?

つまり、柔らかい(トロける)=おいしいということでしょうか?


確かに、豚バラの余分な油を取るためにこんがり焼いたので、歯応えがありました。

自分に都合よくいうと「ある程度硬くないと顎の筋力鍛えられられないよ」とか「咀嚼するから満腹中枢が刺激されてダイエットにもなるんだよ」とか、そういう思考になりましたが、真摯に受け取りました。


歳をとるごとに咀嚼が面倒臭くなることも事実です。きっと疲れます、顎が。

疲れることはしたくないという気持ちもわかります。

 

ただ、面倒臭いことを避けていたら、どうなるよ!?という娘の危機感が生まれてくるのです。それは、わたしの押し付けでしかないということも理解しています。


強制にやらせることは、相手のためではないからです。


わたしの中で腑に落ちない結果になりましたが、食べてもらったフィードバックは、自分の今後につながる、ありがたい言葉です。

ふと、友人が言っていた「料理は、すぐにフィードバックがもらえるから楽しいんです。」と言っていたことを思い出しました。


焼き加減、煮込み加減のバランスを食べてもらう人に合わせて作る。

料理の難しさを痛感した1日でした。

 

また、次回もチャレンジしようと思います。

ここまで読んでくれた方、わたしの小言に付き合っていただき、ありがとうございます。

 

Yuka.N