ひととせのガイドライン

ひととせのガイドライン

わたしの元日は、初詣に行き、運勢を占わないおみくじを引くことから始まります。 

そのおみくじは、一枚一枚に生き方や人生の教訓が詠われた和歌や詩文が書かれたもので、おみくじと同じように、筒から番号が書かれた棒を出し、それと同じ番号の紙をお巫女さんからいただきます。

 

新しくチャレンジしようと決めた年、会社を辞めて訓練校で学んでいた年、これからどう生きるか悩んだ年。その時の自分のフェーズ、目指すもの、ヒントが書かれている気がして、毎年欠かさずにお参りに行っています。 

以前のものは「世間の人や周りの人の話を自分のことのように聞きなさい」、「日々の精進を怠ると、輝くものも磨かれない」という内容の詩が書かれていました。社会で生きていると、当たり前のように感じることなのですが、そこは十分に気をつけなさいと言われているようで、気が引き締まります。

 

その言葉を持ち歩いて、たまに見返す。
年の瀬には、描いた人になれているか確認して、また新しい指針をいただいています。

Yuka.N