家具の選び方:デザイン/チェアについて
20年前、結婚した時に購入したチェアを現在も愛用している。
その当時、いくつかの家具屋を巡り、デザインが気に入ったものを座り比べ、沢山の椅子をデザインしてきた北欧のデザイナーがデザインしたチェアに決めた。
デザインが気にいったという事もあるが、何しろ座り心地が良かった。日本で販売されているものは海外で販売されているものより脚が2cm短くなっているというエピソードを聞いて納得した。今でもその事を覚えているという事は、その話がとても印象深かったんだと思う。当時それ程は意識していなかったが、いわゆる機能美に優れたチェアだったという事だ。今となっては、自宅にいる時の私の定位置になっている。
その事から、WELLで販売するチェアを検討する際、大切にした事は座り心地からくる機能美である。全国でも数少ない、日本人の体型に合わせたチェアを作り続けている製作所へ依頼する事に。座面の角度を配慮する事によって長時間座っても疲れ辛かったり、アームの形を工夫する事により出入りしやい作りになっている。ちょっとした事なんですが長い時間座ると大きな差に。
チェアCAPRAは、フルアームチェアとハーフアームチェアの2種用意。ハーフは肘掛けが半分なのでどうなのかなと思っていたが、肘が安定すればアームの長さはそれ程重要ではないという事は新たな発見でした。
自宅にいる時の定位置になる、身体の一部になるようなチェアを探してみて下さい。