WELL LIFE:子育て
大学生と高校生の娘がいる。
妻からはほとんど子育てをやっていないと言われて久しく、確かにその通りなのだが、自分なりに拘ってきた事がある。
それは、小さい頃から子供扱いせず一人の人間として接するという事。子供が理解しているかは分からなかったが、自分自身が経験した事や人生の先輩に教えて頂いた事など、私自身がその事を知った事によって生きやすくなった事を伝えてきた。
例えば、
“人生は不平等”
“努力ができるかも先天的な才能によるところが大きい”
“好きな事は、努力せずとも楽しみながら頑張れる”
“これからはジェネラリストではなくスペシャリストの時代”
“嫌われる必要はないが、皆と仲良くする事は不自然”
“好きな事をして人に喜ばれる。その対価としてお金を受け取る。それが仕事”
“好きな事(ワクワクする事)にフォーカスする癖をつける”
“運の良さと行動量は正比例”
これらは、社会一般に浸透している価値観とは違う部分もあると思うが、より良い人生を送るために知っておくべき事だと考えている。
また、言葉で伝えるだけではなく、実践する事を心掛けてきた。その甲斐があったからなのか、娘が高校を卒業する頃には、自分が何者なのかを理解していたし、やりたい事が朧げながら見えていたと思う。自分自身も、青年期に知っていたかったと思う反面、壁にぶつかりながらも悩み考え行動した事によって、本来の自分に近付けたからこそ今は穏やかな生活を送る事ができている。
Yuichi.M