良質な自然素材に丁寧に加工を施した、無垢材家具をより楽しむポイント3つ

良質な自然素材に丁寧に加工を施した、無垢材家具をより楽しむポイント3つ

前回の記事では無垢材と突き板についてご紹介しました。
(前回の記事:「家具材 無垢と突き板」)
それを踏まえて今回は無垢材を使った家具の楽しみ方において3つのポイントをお伝えします。

 

木の風合い

1つ目に木の風合いです。
「けがれのない」という意味もある無垢ですから、色味や、木目や木理とよばれる木の模様、肌ざわりなど自然なままの木の風合いが楽しめます。もちろん同じ樹種でも木の模様は一つ一つ違っているので、世界でたった一つの素材感を楽しめますが、ホワイトオーク、ブラックチェリー、ウォルナットなど、樹種によってもそれぞれ特徴があります。樹種ごとの紹介はまた別記事に記載しますが、お好みの模様や色味、部屋とのコーディネートを考えながら選ぶのも楽しいかもしれませんね。  
 
WELLの家具は、木理の見え方にもこだわっています。
例えばmimosa dining table。大きなパーツである天板ばかりでなく、細かなところにもこだわりが詰まっています。mimosa dining tableはオプションで引き出しがつきます。引き出し部分とそれと合わさる部分はパーツとして分かれていますが、引き出しを閉じた際にはその木理がきちんと繋がるようになっています。引き出しを閉じた際に見える面を一枚の板で構成しており、機能を持ちつつも二つとない無垢な木理をしっかりと楽しんでいただけます。
 
 

経年変化

なかでも最も大きく変化するのは色味です。使っていくうちに光によって色味が変わっていく無垢材。
樹種や仕上げ方法、使い方によっても変化のスピードや、どのように変化するのかも異なりますが、色が濃くなったり、淡くなったりとより深みを増していきます。
また、摩擦や皮脂の影響を受けて、艶が出てくるのも無垢材ならではの味わいです。
 
 

お手入れ

無垢材は長く使うために、人工的な材とは異なりお手入れが必要です。
WELLでご用意しているオイル仕上げとウレタン仕上げのどちらを選ぶかにもよりますが、定期的に手を加えることで経年変化や風合いが美しくでるようになります。
オイル仕上げは表面をコーティングしないため、水をはじいたりキズを防止することは難しいですが、触れてみると無垢材ならではの手触りや変化を感じることができます。
対してウレタン仕上げは、表面にウレタンの膜を張るため初めから艶のある雰囲気で、比較的水や傷に強い仕上げとなります。
無垢材の風合いをより楽しんでいただけるオイル仕上げか、より気軽に使用できて安心なウレタン仕上げか。どちらも魅力的な選択肢です。
どちらにせよ愛着を持ってお手入れを重ねていくと、より味わい深い唯一無二の家具となっていきます。
 
 
無垢材の楽しみ方は樹種によっても変わってきますので、ぜひそちらの記事もご覧になってください。
木材本来の美しさに加えて、色味、艶、傷など共に過ごした時間の分だけ愛着が増す無垢材の家具と共に暮らしてみませんか。