なんかいい:BROWN SUGAR
このコラムは、「なんかいい」と感じたパッケージのデザインやフォントについて、個人の調査と独断でフォントを推測し、考察したコラムです。今回は、小田急線 伊勢原駅前で見つけたカフェ「BROWN SUGAR」さんです。
おそらく、Adobe Fontsの「Aktiv Grotesk(Dalton Maag)」のフォントです。
たとえば、「S」のクルッと丸まっているところ。「G」の右下らへんが直角になっているところが特徴的です。
このバランスのある見やすさが、たまりません。
見やすいと感じるポイントは、
1)ウェイトが高くても太さが均一なところ。
2)フォント全体の高さ(キャップハイト)がちょうど真ん中で別れているところ。それによって「B」や「R」の丸みがはっきりとしています。
3)直線が多いフォントなので、動きがはっきりしているところ。
色のコントラスト度合いもありますが、視認性があると文字が目に飛び込んできますね。
可愛いだけじゃない、どこかズシっと芯があるような、ヴィンテージのような規律正しい、レトロな印象があります。
お店で食事ができませでしたが、今度行ってみたいお店が増えました。
Yuka N