foundation
アシュタンガヨガを通して、平日の同じ時間に同じ場所で同じ事を行う事により自分自身の定点観測を行っている。練習中、不思議なくらい身体が軽い日もあれば、気が散って集中できない日もあるし、それどころか、朝起きて練習に行きたくないと思う日もある。そのような中、日々同じ事を繰り返す事により、前日までの行動や言動、置かれている環境と、身体や心との関係性が朧げながら分かるようになってきた。
それは、体調を含め心地が良いと感じる過ごし方、自分自身の真ん中が分かってきたとも言い換える事ができる。真ん中から外れると、ソワソワとした感覚が顔を出す。五感を澄ませ、目や口や耳に入れるものや、人との接し方、仕事のスタンス等を日々微調整している。
真ん中を知る事により中心からの距離や深さを測る事ができ、それが私自身が考える良し悪しの基準となり、真ん中にいつでも戻る事ができるという安心感が生活の土台にもなっている。COVID-19以降の生活に限らず、環境は想像以上のスピードで変化していると考えていて、価値判断基準が自分の中にあるという事は幸せに生きていく上でとても大切な事だと思っている。
妻も週3回アシュタンガヨガの練習を行う事に。これからも夫婦で健やかに年を重ねていきたい。
Yuichi.M