晴れた日の公園

晴れた日の公園

おいしいパン屋さんで食パンを買うと、サンドイッチを作りたくなる。
休日に晴れると、ピクニックがしたくなる。

デジタルデトックス、以前コラムで紹介したオランダのニクセンという習慣など、日常生活を自然の中で過ごす習慣が少なくなっているように感じます。このご時世だから家にいることも大事ですが、自然に触れてエネルギーを回復しようと思い、光が丘公園に行きました。

 

アロマオイルの虫除けスプレーを持って

初夏の公園に虫除けスプレーは必需品。アロマオイルの虫除けスプレーにチャレンジしました。作り方は簡単。ホホバオイルを5mlと精油を10滴混ぜ合わせ、スプレーボトルに移し、そこに45mlの水を加えます。精油は好きな香りをブレンドして大丈夫です。気温が暑くなっても涼しくいたいなと思ったので、ユーカリ6滴、ペパーミント2滴、レモン2滴を合わせて、すっきりした清涼感のある香りにしました。これで快適に過ごす準備が完了です。

 

アロマオイルの虫除けスプレー

 

その日の気分のお昼ごはん

お昼ご飯にサンドイッチ。カタネベーカリーの食パンを使って、からしマヨネーズが効いた厚焼き卵サンド・フライドチキンと酸っぱいピクルスのサンドを作りました。
切って挟んで丸ごと食べる。そのまま合わさることで、なぜか美味しくなる不思議な料理です。

 

公園での時間

レジャーシートを敷いて、ご飯を食べたり、コーヒーを飲みながら横になって本を読んだり、日向ぼっこをしたりして過ごしました。
遠くからは、トランペットの音、子供たちのはしゃぐ声、ご近所で集まって会話をする笑い声、たまに通る飛行機のブォーという音がBGMで聞こえ、見渡すと寝転がるおじいさん、犬の散歩をするパパ、紙飛行機を飛ばすカップルなど、時間を赴くままに過ごす人たちがいました。
私の手元では、蟻が服をつたって登ってきて、虫除けスプレーでバリケードを作ったけれど、その次に現れた大きな蟻に少し恐怖心が芽生え、噛まれまいと別方向に誘導する駆け引きをしていました。


少しムラのあるお天気は、太陽が雲に隠れると肌寒く、雲が過ぎ去ると日が照って暖かくなり、風の強さによって木がザワザワと揺れ、木漏れ日がキラキラと光る。太陽を浴びると身体の内側から感じる温かさ、少し湿った土の匂い、日が沈むにつれて変わる周りの色に懐かしい感覚を覚え、ボーッとしているつもりが、ふと考えること、頭によぎるもの、何気ない些細な自分の中の小さな感覚を見つける時間になっていたりしました。

 

そんな何もない気ままに過ごす日は、いつもより時間がゆっくりと進んでいるように感じました。

Yuka.N