狭い部屋でも寛ぎたい!L字ソファの魅力と選び方

狭い部屋でも寛ぎたい!L字ソファの魅力と選び方

海外インテリアのようなおしゃれさを醸し出すL字ソファは、憧れの家具の一つではないでしょうか。いつか自宅にL字ソファを置きたいと思っている方も多いはずです。


L字ソファは場所を取ると思われがちですが、「部屋が狭いから無理だ」と諦めるのは、ちょっと待ってください。


狭い部屋でも、レイアウト次第でL字ソファを置くことができます。


圧迫感が気になるという方もご安心を。L字ソファでゆとりある空間を作るアイディアをご紹介します。


L字ソファの魅力と選び方を知って、お部屋の広さに関係なく、寛ぎの時間を手に入れてください。

 

L字ソファの特徴とは

まず、L字ソファの特徴から見ていきましょう。


ストレートソファに比べると存在感はありますが、レイアウト次第では広く感じることができます。


例えば、お部屋の角に寄せて配置すると、デッドスペースになりがちなコーナー部分を有効活用できます。


そして、L字ソファは、セパレートタイプが多く、間取りや部屋の広さにぴったりな使い方が魅力的です。コーナーを右にするか左にするか迷う場合も、どちらにも置けるタイプであれば、設置後に配置換えできます。


来客時など状況に合わせてレイアウト変更できるのも嬉しいですね。


このように、フレキシブルに配置できるのも、特徴のひとつです。


何より、L字ソファは、ラグジュアリーな雰囲気を与えてくれるのも他のソファとは違うところで、スタイリッシュなお部屋によく合いますよ。L字に囲まれた空間が贅沢な寛ぎの時間を演出してくれます。


ソファだけでなく、テーブルなども組み合わせれば、部屋の演出は広がります。


シンプルなストレートタイプのソファよりも、レイアウトの幅が多いのが良いでしょう。

 

L字ソファの豊富なデザイン

L字ソファはデザインが豊富なので、様々なスタイルに組み込むことができます。インテリア調和を考えたデザイン選びをしましょう。


ソファ選びの基準となるデザインを3つ紹介します。

 

モダンデザインのL字ソファ

座面の広いカウチタイプは、海外のお部屋をイメージさせるシックな存在感があります。

 

1シートで直線的な形状を作っているデザインや背の一部が抜けているアシンメトリーなデザインのソファは、スタイリッシュでモダンスタイルに合いそうです。

 

脚のデザインがシャープなソファはモダンな雰囲気になりますね。華奢なスチール製の脚やブラックアイアンの直線的な脚を持つソファなどがそうです。

 

シンプルデザインのL字ソファ

一人掛け・二人掛けソファをコーナーパーツで連結するだけのシンプルなデザインであれば、簡単にカスタマイズ可能なので汎用的ですね。横からも座れるアームレスタイプは、自由度が高くすっきりとして見えるため、狭いお部屋におすすめです。

 

背もたれがないアイランドタイプのL字ソファは、シンプルな構造ですが、レイアウト自在で、独創的なインテリアを作れます。低い背もたれをクッションのように移動できる仕様の物もありますよ。

 

クラシックデザインのL字ソファ

ボタン留めや鋲打ちを施したチェスターフィールドのようなアンティーク調のL字ソファは、クラシックなお部屋に合いそうです。

 

猫脚・ロマンティックな彫刻・優雅な装飾を備えたロココ調の物もあります。造作が美しいオットマンがたくさんあるので、組み合わせても素敵ですね。

 

アンティークな花柄・ダマスク柄・伝統的な織物など、ヨーロッパのレトロな生地を用いたL字ソファも、エレガントなクラシックインテリアがお好きな方におすすめです。

 

ファブリックの選び方とポイント

デザインの豊富なL字ソファに、ファブリックの要素が加わると種類が何倍にも膨れ上がります。そこで、ファブリック生地の選び方とポイントについて知っておきましょう。

 

ライフスタイルから考える選び方

小さなお子様や敏感肌の方が使う場合は、肌触りやアレルギーフリーであることは気になるポイントだと思います。天然素材などの肌に優しく安全性にこだわった生地やこまめにお手入れできる生地を選ぶと良いでしょう。

 

ペットがソファを汚してしまいそうなら、撥水加工など汚れが付着しにくい生地やシミが目立ちにくい生地を選ぶと安心です。引っ搔きに強いファブリックもありますよ。

 

耐久性・メンテナンス性での選び方

長く気持ち良く使うためには、生地の耐久性や容易にメンテナンスできることが重要です。

 

カバーリングタイプであれば、取り外して洗濯できるので安心ですね。替えカバーを買い足せるかどうかもチェックしておくと良いでしょう。

 

毛玉やほこりが付きやすいか、または目立ちやすいかなども注目したいポイントです。

 

お部屋の雰囲気から考える選び方

ファブリックは、生地素材やカラーバリエーションが豊富です。

 

だからこそ、お部屋の雰囲気に調和する質感と色をしっかりと選びましょう。ソファは空間の印象を左右する大きな家具なので、お部屋の中でどう見せたいかを考えることは重要です。

 

インテリアの方向性や他のファブリックアイテムとの相性を熟考して、しっくり馴染むファブリックソファを見つけてくださいね。

 

 

L字ソファの狭い部屋での配置アイディア

部屋が狭くても、L字ソファでゆとりある空間を作ることはできます。そのための配置アイディアをご紹介します。

 

レイアウトの工夫

レイアウトによっては、ストレートソファよりも空間を広く見せられます。コーナー・窓際活用で、お部屋の中心に空間を作るようにしましょう。

 

お部屋の入口から見て奥側にソファを配置すると良いです。

 

入口近くに本棚など背の高い家具、奥に向かって背の低い家具を配置して目線が奥まで抜けるようにすると、遠近法で奥行きのあるお部屋に見せることができます。視界を遮らないように置くのがポイントです。



色の効果を活用

できるだけすっきりとしたお部屋に見せるために、インテリアに使う色を3色までに絞りましょう。色を絞るだけで、統一感が出ます。壁や床などベースとなる色にソファ色を合わせると溶け込みますし、あえてアクセントカラーをソファに持ってくる方法もありますよ。

 

一般的に、ソファのような大きな家具は、濃い色よりも薄い色のほうが空間を広く見せる効果があります。

 

どうしても濃い色にしたい場合は、進出色である暖色系よりも後退色である寒色系を選びましょう。

空間を仕切る

リビングスペースとダイニングスペースの間にL字ソファを配置すると、視覚的に空間を仕切ることができます。メリハリが効いてまとまった印象になり、すっきりと見せられますよ。

 

用途で独立した空間ができるので、居心地が良く、落ち着いたお部屋になります。

 

はっきりと分けたい場合はソファの背もたれを高めに、緩く仕切りたい場合は低めの背もたれにすると良いでしょう。

 

ソファダイニング

ダイニングテーブルと合わせて、ソファダイニングにするのも一つの方法です。リビングとダイニングを兼用にすることでスペースの節約ができます。

 

一箇所で食事・デスクワーク・趣味・リラックスなど多様に使えるのも魅力ですね。食べこぼしに対応できる素材やテーブルに合う高さを吟味してソファを選びましょう。 

ロータイプのL字ソファ

ロータイプのL字ソファは、圧迫感が少ないのでおすすめです。部屋が狭くても、全体的に高さのない家具を配置すると開放感を出せます。

 

座椅子のような感覚で座れるフロアソファは、床に足を投げ出して座れるのでのびのびと使えますよ。

 

L字フロアソファはバリエーションも豊富です。小さいお子様が安全に使える高さなので、そういったご家族に人気があるようですね。

 

L字ソファを選ぶ際の最終チェックリスト

L字ソファ選びの最終チェックリストをご用意しましたので、購入を決める前に一度確認してみてくださいね。

 

お部屋の大きさに合っていますか?

ソファの幅・奥行・高さを計測して、搬入から配置場所までの経路と合わせてしっかりサイズ確認しておきましょう。生活動線の確認も必要ですね。

 

ソファを置いた後で「カウチ部分がもっと狭いと思っていた!」など、想像と違うことがないよう配置イメージとデザインが一致しているかも再度確認しましょう。

価格と品質は希望に合っていますか?

長く使える仕様・素材・メンテナンス性であるかを事前に確認しておきましょう。購入予算内であることも大切ですが、品質に対して適正な価格かどうかにも注目してください。

 

お部屋の雰囲気や使用目的に合っていますか?

どんなお部屋にしたいのか・誰が使うのか・どんなときに使うのかなど、お部屋のコンセプトや使用シーンをイメージしてください。そのイメージに合ったデザイン・色・ファブリック触感をチョイスできていればOKです。

 

L字ソファのメリットを深掘り

L字ソファのメリットについて深掘りしていきます。

 

まず、L字ソファを上手に活用すると空間が広くなります。部屋の角利用ができ、省スペースに加えて、お部屋の真ん中に空間が生まれることで広く見せられるというメリットもあります。

 

ストレートソファをお部屋の角にぴったりくっつけると窮屈感が出ますが、L字ソファなら快適に過ごせますよね。

 

そして、来客があった際には、適度な距離感を保って座ることができます。

L字ソファの中には、多人数で座れる大きさのものもあり、ホームパーティーなどの集まりや大家族のリラックスエリアにもぴったりです。顔を見ながら会話ができるので、コミュニケーションの場を作りやすいのが魅力的ですね。

 

大人数の場でも使えるL字ソファを一人、二人の少人数で活用する場合、足を伸ばして座れたり、横になれるなど、とにかくゆったりと寛げます。特に、カウチソファはリラックスに特化した形状をしており、のびのび使える贅沢感が人気です。

 

広い部屋じゃないと圧迫感が増すのではないかと思われがちなL字ソファですが、狭い部屋にも取り入れやすいコンパクトなデザインのL字ソファがたくさんあります。

 

二人掛けソファにオットマンをプラスしたデザインの物は、オットマンを移動させることで汎用性高く使えるので重宝しそうですね。

 

さらに、L字ソファに多く採用されているセパレート式は、便利なので活用しないともったいないいと言えるほど。購入した後でライフスタイルの変化などがあった場合に、レイアウトを変えることができます。

 

状況に応じた使い方も自由自在です。引っ越しが多い方にもおすすめです。

 

まとめ

L字ソファは、お部屋の大きさに関わらず、たくさんの魅力があります。デザインが豊富で、使い方のバリエーションが非常に多いソファです。オリジナリティのあるインテリアが作れると思いますよ。

 

一人のリラックスタイムに、ご家族団欒のひとときに、ほっとできる寛ぎの空間を演出してくれるL字ソファを選んでみてはいかがでしょうか。

 

狭いお部屋でも、配置アイディアを駆使して、ライフスタイルに合った快適なソファ生活を楽しんでくださいね。

 

 

 

【参考サイト】

憧れのL字ソファをリビングに!選び方とおすすめ5選をご紹介

https://www.sofastyle.jp/media/chooseuse/67077

L字ソファーにも種類あり!特徴ごとに似合う部屋やシーンをご紹介

https://www.sofastyle.jp/media/chooseuse/72742

狭いリビングに置くソファの選び方!部屋を広く使う配置のコツもご紹介

https://www.modern-deco.jp/blog/narrow-living-sofa/

狭いリビングに置くソファの選び方~狭く見せないレイアウトのコツ&実例集~

https://aflat.asia/article/7383/index.html

狭くてもカウチソファを置きたい!参考にしたいカウチのレイアウト例

https://heyagoto.com/knowledge2/coordinate/sofa/couch-confined/

皆の憧れ♡L字ソファの魅力とおすすめの使い方をご紹介します!

https://www.sofastyle.jp/media/chooseuse/44214

自慢したくなるリビングに!L字ソファのメリットと選ぶときのポイント

https://www.kagude.com/honten/advice/10509/

ファブリックソファの魅力は?メリット・生地の種類やおすすめ商品を紹介

https://booms.jp/column/20220804

ソファの生地の選び方

https://www.harem-shop.com/feature/howtochoice/fabric.php

【L型ソファのレイアウト】基本ポイントを解説&おすすめ商品5選

https://www.sofastyle.jp/media/chooseuse/40826

みんなどう置いてる?L字型ソファ&コーナーソファのコーディネート実例集

https://roomclip.jp/mag/archives/72345