なんかいい:ウフフドーナチュ

なんかいい:ウフフドーナチュ

このコラムは、「なんかいい」と感じたパッケージのデザインやフォントについて、個人の調査と独断でフォントを推測し、考察したコラムです。今回は、石川県金沢市にある「ウフフドーナチュ」さんです。

 

ウフフドーナチュのプレーン味

 

ママがこどものために愛情込めて作ったドーナツだから、ドーナチュ。(HPより引用)

石川県の霊峰白山を源流とする伏流水と北陸の食材を多く使ったシンプルなドーナチュです。


可愛いですよね。

おそらく、モリサワのフォント「竹(H)」をベースにして作ったものか、手書きのオリジナルなものだと思います。


太いマーカーで文字を書いたような文字の太さと不均一な長さ。

こどもが書いたようにも見えて、可愛らしいハンドメイドの雰囲気が漂う文字です。


「ウフフ」のところは、笑ったときに揺れる動きのようで微笑ましくなります。


「ド」が他の文字に比べて小さくなっているのも気になります。

一文字だけ濁音なので、間隔のバランスを取るためなのか。それとも「ドン!」とか「ドドド…」などの強調したいときの効果音によく使われる強い音を抑えるためなのか。


こどもが口をチューってすぼめて、笑いながら走り回っている光景が見えてくるパッケージです。


Yuka N