Kvadratのウール生地

Kvadratのウール生地

NOSTOS Sofaのお取扱に伴い、WELL別注生地として世界中で愛される Kvadrat(クヴァドラ)のファブリックがお選びいただけます。

生地面積が大きい分、ファブリックの種類で大きく印象が変わってくるソファ。
デンマークを代表するKvadratブランドの生地は、上質なウール素材が生み出す耐久性と、デザイン性が魅力です。

 

テキスタイルデザイン

Kvadratの生地は、世界中のアーティストやデザイナーと連携して生まれており、計算されたデザイン性が魅力の一つです。
今回WELLでご案内するのは、Kvadrat生地の定番Hallindal 65(ハリンダル65)、Tonica(トニカ)、生地の面白さが魅力のCoda(コーダ)。いずれも、複数の色・太さの糸を織り交ぜて作り出される立体感が、のっぺりとした印象になりがちなソファに気品を与えます。

 

 

Kvadratを代表する生地Hallindalは、Nanna Ditzel(ナナ ディッツェル)のデザイン。家具のみならず宝飾品のデザインなども手がけていたNanna Ditzelならではの楽しいカラー展開で、現在もアップデートしながら引き継がれています。Kvadratの生地は鮮やかなカラーを長く楽しめるよう、糸の段階で染色する先染め加工を施します。素敵なデザインと上質な素材を大切した、丁寧な加工です。

 

汚れに強い・お手入れ

天然素材というと、お手入れが難しいイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。ウール素材は、天然の油分によって他の天然繊維の生地と比較すると、汚れを吸収しずらい素材だと言えます。静電気も起きづらい繊維構成のため毛玉もつきにくく、基本的には、水を固く絞ったタオルでの拭き上げメンテナンスで長く美しくお使いいただけます。

 

良質なウール

現代の生活には冬服素材として馴染み深いことから、冬の素材であるという印象を持たれやすいウール。実際は吸放湿性・通気性に優れ、冬は暖かく夏はさらりと、一年中快適にお使いいただける素材です。

 

 

Kvadratのウールは、雨や日光量が理想的であり、緩やかな地形によってストレスのかかりにくい環境がある、オーストラリアやニュージーランドの契約農家で大切に育てられた羊の毛からなります。食肉用・毛用のどちらもの目的で育てられた交雑種から生まれる、程よい弾力性を持つ良質な毛は、熟練した職人の手によって1年に1度ストレスのかからない気候を見極めながら丁寧に刈られています。 

 

耐久性(マーチンデール)

Kvadratの生地はその上質な素材によって、優れた耐久性を誇ります。

 

 

特に優れた耐久性のHallindal65は、10万マーチンデール。「マーチンデール」とは耐摩耗性を調べる試験結果を数値化したもので、生地を機械で多方向に擦り続けて、破れるまでの回数を測ったものです。

通常、家庭用ソファであれば2〜3.9万マーチンデールの生地が基準とされており、10万マーチンデールとなると使用状況にもよりますが10年は使用できると考えられます。

  

経年変化

ウールを用いたファブリックは、特有のチクチクとした質感が気になるというお声をいただくことがあります。素肌で触れることも多いソファは特に質感が気になる点ですが、チクチクとした触感は使い込むうちに馴染んでいきます。使い込むことで起こる経年変化をお楽しみいただけます。

 

 

また、チクチクとしたその質感は、言い換えると優れたグリップ力につながります。
リラックスする姿勢をとる家具:ソファは、ダイニングチェアと比較すると後傾の姿勢をとってくつろげるような設計です。ツルツルとした素材は滑りやすく姿勢が崩れていきやすいので、グリップ力が高いウール生地はソファにおすすめのファブリックです。

 

今回、WELL別注としてKvadrat生地ご案内する、NOSTOS Sofa。
是非ソファの座り心地に加えて、Kvadrat生地の質感等お試しいただけますと幸いです。

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