
ソファの素材と座り心地
リビングの中心となる家具、ソファ。
くつろぐための椅子として長時間・長期間座るからこそ、座り心地にこだわって選びたい。
WELLでご案内予定の"NOSTOS"ソファは、ベーシックながらも計算された上質な座り心地で、多くの人に愛されています。
座り心地に関わる要素として、形状・サイズ・素材等が挙げられますが、ここでは素材(中材)についてご紹介します。
ソファの構造
基本的なソファの構造は、軸となる木製フレームに、金属製のコイルやバネもしくは布製のテープなどの衝撃吸収材、その上にウレタンフォームやフェザーなどのクッション材から成ります。
NOSTOSソファの構造:
・衝撃吸収材:鋼製Sバネ(波型の平らなスプリング。スネークスプリング。)
・クッション材: 積層ウレタンフォーム+スモールフェザー・綿混合
鋼製Sバネ
衝撃吸収材は、強度を実現する鋼性のSバネ(スネークスプリング・ウェーブセットスプリング)を使用。
ポケットコイルスプリング(セットスプリング)と比べると厚みが抑えれられ、デザイン面にも良い影響を与えています。
ウレタンフォーム
比較的弾性が低いと言えるSバネとの相性を踏まえ、密度の異なる数種のウレタンフォームを積層しています。Sバネとウレタンフォームの組み合わせによって、体にかかる圧力を分散させ快適な座り心地の土台を作ります。
スモールフェザー・綿
吸い付くような柔らかさを伝える、スモールフェザー。
水鳥から得られるフェザー(羽)は、羽毛布団やコートに用いられる胸元から採取されるダウンとは異なり、翼部分から採取されます。中でも6.5cm以下の小さなものをスモールフェザーと呼び、腹部を中心に取られます。
フェザーはダウンとは異なり、羽の軸を持っているもの。弾力性・復元性に富み、しっとりとした座り心地を生みます。繰り返しの使用で負荷がかかり続けるソファに関しては、この軸による効果が座り心地に大きく影響を与えます。
また、綿を混合することでそれらの感触をならし、整える役割を持っています。
寝具と同様に長時間の使用には、硬すぎず柔らかすぎない程よいクッション性が大切なソファ。NOSOTOSソファは、適切な素材を適切に組み合わせることで、しっかりと体を支えながらも程よくクッションが効いた、ベーシックながらも上質な座り心地です。
サポートクッション
サイズ感について居心地の良い浅めの奥行きが採用されていますが、必要な方にはスモールフェザーを用いたアームサポートクッションを、肘や背中、腰当てにお使いいただくことで、様々な方により快適な座り心地をお届けします。
Arm Surpport Cushion(中央:橙色)
・ファブリック:ウルトラスエード