テーブルのカスタムオーダーメイド ソファダイニングのためのオーダー
以前からちらほらと、お客様から伺っていた「ソファダイニング」「リビングダイニングソファ」というキーワード。先日テーブルのご相談に来てくださったお客様も、ソファダイニングのためのテーブルをお探しでした。
ダイニング用のソファといえども、椅子と比較すると大きく重いもの。ソファは生活の中で頻繁に動かすことなく、使っていく形となります。そのことを考えると、気になる点がいくつか出てきます。
一つ目は、テーブルやテーブル脚の形です。
テーブルに対して、どのようにソファを配置するのかにもよりますが、ベンチと同じく、横長のソファは出入りしにくいのが難点です。ベンチは背もたれがないため、後ろからまたぐ選択肢もありますが、ソファは難しくなります。
脚について、天板中央に一本のものや、両サイドにT字型が二本の形式であれば、脚が邪魔にならず、比較的立ち入りしやすくなります。出入りに着目すると、円形の天板であれば、尚便利です。
それに対して、4本脚 / 長方形のMIMOSA DINING TABLEは、上記と比較して、側面部分も難なく活用できるというのが利点です。
ソファとテーブルのレイアウト、使用の方法などを検討し、優先順位をつけて考える必要があります。
二つ目は、高さ方向のサイズ。
リラックスできる座姿勢を目的とするソファ。通常、椅子に比べて座面の高さが低く、奥行きは深く、クッション性が高く、背もたれの傾斜は緩やかに設計されます。
ダイニング用にデザインされたソファは、一般的なソファよりも、座面高さが高め、奥行きが浅く、クッションも硬めと、食事の際の使用を考慮して、ダイニングチェアや作業用椅子に近づけられます。椅子とソファの間を取ったような設計といえます。
座面高さだけではなく、クッションの沈み込みなども考慮し、適切なテーブル高さにすることは、使用時の負担を軽減させる大きなポイントとなります。
先日のお客様は、引き出し付きが特徴的なMIMOSA DINING TABLEに興味を持っていただき、お話を伺いました。L字型にソファを配置予定のため、側面部分もストレスなく活用できることを優先し、4本脚を選ぶことに。高さ方向もご検討中のソファに合わせて、通常よりも2cm低く設定し、オーダーいただきました。家族の時間がもちろん、ご夫婦での時間もゆったりと寛ぎながらお酒を飲んだりと、リラックスしたシーンが想像できます。
リラックスしながらの食事や、その他様々に活用できるソファダイニング。
限られた空間をうまく活かしながら、リビングとダイニングの良いところを両立した空間は魅力的です。
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