内祝いとは?お相手に配慮したギフトの選び方
いただいたお祝いの半額ほどの予算で、いざ1ヶ月以内にお返しするとなると、悩ましいものですよね。そこで今回は内祝いのセレクト方法についてお伝えしたいと思います。
ところで、結婚、出産のお祝いをいただいたお返しに贈る内祝いは、もともと「内輪(身内)でのお祝い」を意味していました。
身内で祝う「内祝い」
内祝いの習慣がいつから始まったのか、はっきりとわかりませんが、昔は家族にお祝い事があると、親戚やご近所の方、お世話になった方などへの報告を兼ねて、宴の席を設けたり、贈り物をしたりしていました。
そうして周囲の人たち喜びを分かち合う、お裾わけするという意味合いの習慣だったと言われています。
しかし、時代の変化や社会状態の変化によって、それぞれの家族だけで済まそうとする傾向が強くなり、今は、贈り物をいただいたときの返礼という意味になりました。
避けた方がいい内祝いの贈り物
贈り物を選ぶ際に、縁起の悪いという観点から贈らない方がいいものがあるようです。
たとえば、包丁やナイフのような切る刃物や、割れる恐れがある食器・グラスは「縁を切る」「別れる」という不吉な意味に捉えられてしまうことがあります。
万人に好まれている日本茶も、弔事で使われるイメージが強いために、お祝いの品としてあまり良くないという声も。
加えて、「苦」「死」の響きがある品物・数字のものも縁起が悪いとされています。
また、食べ物を贈る際は、お相手の事情によって家を不在にしている可能性もあります。賞味期限が短い食べ物は避け、日持ちがするお惣菜やスープのセットなどがおすすめでしょう。
贈る方のご家族の人数
また、お相手が一人暮らし、ご夫婦なのか、お子さまもいらっしゃるご家庭なのかなど。
家族構成や人数に合った分量のお品物は、受け取った方も気に掛けてくれた感謝、家族と一緒に楽しめる嬉しさから気持ちよく使っていただけると思います。
これらのことから内祝いにはお菓子、日用品、ギフトカタログがおすすめとされています。
毎日のことが贅沢になる日用品のギフト
数年で家で過ごす時間が増えました。より心地よくするためにデスクやテーブル・椅子などの家具、食事を彩る器など、毎日使うものを気に掛ける方も多くなったと思います。
WELLでは、贈る人と贈られる人、そして、つくり手とが繋がることで、お使いいただく度に愛着が生まれ、暮らしが豊かになっていくと考えています。
日用品のギフトセットを取り揃えるとともに、そのアイテムのものづくり・作家さんの背景をジャーナルで紹介しています。
貴重で上質なカリブ海で育った綿のタオル、作家の手で作られた個性のある器、日々の用を付け加えた名入れのできるレザーマットなど、ものを使い、その人を思い出すようなギフトをご用意しております。