[ 海島綿の今治タオル ]
ウエストインディアン シーアイランドコットン (West Indian Sea Island Cotton)
肌と心に最上級の優しさを。毎日を変えるタオル
「たかがタオル、されどタオル」。
日用品として何気なく選びがちなタオルですが、実は毎日私たちの肌に触れる大切なアイテムです。触り心地や素材の良し悪しにこだわって選ぶことで、何気ない日々の暮らしがぐっと上質に変わっていきます。
かつて英国皇室御用達であった、最上級のシーアイランドコットンでつくられた海島綿タオル。
柔らかく、けれどもしっかりと腰のある繊維があなたの肌をふんわり優しく包み込み、その触り心地は、身体だけでなく心までも優しく癒してくれるようです。
ご自宅で、贈り物に。必ず違いを体感いただける最上級のタオルです。
0.01%の最高級コットン、海島綿の今治タオル
世界最高級コットンと評される西印度諸島産シーアイランドコットン (海島綿) は、カリブ海地域に生育する超長綿です。
超長綿は、繊維の長さが平均34.9mm以上のものを指し、一般的に高級綿と言われています。収穫量は全綿花のわずか1.7%。シーアイランドコットンは、その中でも0.01%しかありません。わずかな量しか採れないシーアイランドコットンの超長綿は、歴史から見ても希少性がうかがえます。
西印度諸島は、16世紀末に英国領になると綿花栽培が盛んになり、あまりにも素晴らしい肌触りと収穫量の少ない綿は200年もの間、英国から門外不出になりました。この手に入れることの難しい綿は のちに 『シーアイランドコットン』と呼ばれるようになります。
英国王室では「綿製品は西印度諸島産」という仕来りが生まれるほどのシーアイランドコットンは、選ばれし者が認める世界最高級のコットンと言われています。
今治タオルブランド認定の品質
英国から門外不出だったシーアイランドコットンは、産地の拡大や綿産業の衰退の歴史を経て、1976年頃に日本の原綿輸入が始まりました。
綿糸のポテンシャルを最大限に発揮するために選りすぐった紡績所、製織会社で作られたシーアイランドコットン(海島綿) のタオルは、高品質タオルの産地として名高い今治タオルブランド独自の基準、吸水性、色落ちや色移りのしにくさ、収縮・変形のしにくさ、赤ちゃんも安心して使える肌への刺激などの認定を受け、高い品質が保たれています。
(認定番号:第2021-1766号)
生産者を想う持続可能な栽培方法
近年、農業の技術革新により綿花栽培においても機械化が進んでいますが、ウエストインディアンシーアイランドコットン (海島綿) は、その高品質な綿花の特性のため、手掴みで収穫をしています。
綿の実がポップコーンのようにはじける「コットンボール」は、枝の根元から先へと時間をおいて成熟していきます。はじけるタイミングがばらばらのため、手で収穫する必要があり、その期間は数ヶ月に及びます。
開いたコットンボールを収穫しないと、風で飛んだり、汚れがついたりしてしまいます。また、雨が降ると綿毛の根元にある種が樹になったまま発芽してしまうこともあり、機械で収穫せず、ひとつひとつ手作業で丁寧に収穫されています。
生産者の綿栽培においても、安定した生活水準の取り組み、労働者の健康に配慮した減農薬栽培、将来の持続可能な産業化に向け、総合的に環境負荷を減らす管理手法を取り入れられています。
※出典:シーアイランドクラブ株式会社
毎日使うタオルのこと
貴重なコットンを贅沢に使ったタオルは、パイルが長く、ふっくらした厚みと滑るような肌触りが特徴です。手や身体を拭いたときにストレスがなく、肌が弱い方や赤ちゃんの肌にも優しい心地よさ。自分たちの日々の暮らしのなかで、大切な方への贈り物として、重宝されるアイテムです。