WELL life style
#02 陶芸家 二川修さん
住まいと暮らし
性別、年齢、国籍を問わず、現代に暮らす人々が共通して抱いているのは、豊かな生活を送りたいという願望だと思います。ただ、その豊かさは人それぞれ感じ方や求めている事が異なる事も事実です。
100人居たら100通りの生活があります。私達から見て豊かな生活を送っていると感じている人達へのインタビューを通して、豊かな暮らしを送るためのヒントを探っていきます。
2021年10月9日(土)〜17日(日)の期間、WELLショールームにて、陶芸家 / 二川修さんの個展を開催いたします。
※個展終了
場所:WELLショールーム
期間:2021年10月9日(土)〜10月17日(日)
営業時間:平日12:00〜19:00
土日祝11:00〜20:00
定休日:火・水・木曜日(個展会期中の木曜日はオープンいたします)
大阪は堺市に生まれ育ち、現在も同街に工房を構え、陶芸家として活動を続ける二川修さん。
シンプルな形状に、少し懐かしさや温かさを感じる質感の器は、料理やお菓子などを載せ、生活のシーンに取り込まれた時に深く感じられる美しさです。
個展開催にあたって、陶芸家としてのこれまでの歩みや歴史、今そしてこれからの暮らしについて伺いながら、二川さんのものづくりや、その基盤となる暮らしに滲む豊かさを紐解きます。
住まいと暮らし
日常を大切にできる住まい
ーー大阪の堺市に生まれ、現在もお住まいの二川さん。変わらず住み続けられる理由はなんですか。また、街の好きなところを教えてください。
若い頃は単純に家族や友人と離れたくないという気持ちが強かったですね。
街としての魅力には30歳を過ぎてから意識するようになってきました。
物作りの技術や歴史があることや、和菓子が美味しいことが誇らしかったりもします。
世界遺産という派手な要素があるのに、それを感じさせない素朴さも魅力なのかもしれません。。
ーーお住まいのこだわりのある場所、お気に入りの空間はどちらですか。
食器棚にはお気に入りの器たちをゆったりと並べています。
使うにしても、見るにしても人の作品の方が好きですね。
少ないコレクションから使う器を選ぶのも小さな楽しみです。
今春、自宅の小さな小さな庭にウッドデッキを作り植栽を整えました。
まだまだ木々は若いですが、雨の日に緑が深まっていく様子が好きです。
窓を全開にしてリビングからぼーっと庭を眺める時間が増えました。
家族との時間を大切にする
ーー日頃の生活の中で、お気に入りの過ごし方はありますか。
特別なことはせず、リビングで妻と犬と3人でダラダラしている時間が何よりも大切だと思っています。
それぞれがそれぞれのお気に入りの場所でゆったりと過ごしていると、あっという間に時間が経ってしまいます。
ーー日頃から行うリフレッシュ方法があれば、教えてください。
スポーツやキャンプです。
汗だくになるまで動いて全身筋肉痛になったり、
キャンプでお気に入りの道具を愛でながらお酒を飲んでいる時に喜びを感じます。
ーー「自分らしい暮らし」として、何か心掛けられていることはありますか。
日用品にしても趣味の物にしても、「しっかり選ぶ」ということを意識しています。
自分が買える範囲は限られているけど、その中で自分に合ったより良い物を選ぶように心がけています。
ーー日頃の生活の中で、最も重きを置いている(大切にされている)ことはなんですか。
家族との時間ですね。
どう過ごすかも大事ですけど、
時間の作り方や、その環境も重要だと思います。
家事の分担や仕事とのバランスがうまく調整できていれば良いのですが。。
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