WELL life style
#01 ONE KILN(ワンキルン) 城戸雄介さん
100人居たら100通りの暮らし
性別、年齢、国籍を問わず、地球に暮らす人々が共通して抱いているのは、豊かな生活を送りたいという願望だと思います。ただ、その豊かさは人それぞれ感じ方や求めている事が異なる事も事実です。
100人居たら100通りの生活があります。私達から見て豊かな生活を送っていると感じている人達へのインタビューを通して、豊かな暮らしを送るためのヒントを探っていきます。
城戸さんの暮らし
"WELL life style"記念すべき第1回目のインタビューをさせていただいたONE KILN(ワンキルン) 城戸さん。陶芸家になる道を進みながら、「やってみたい」と自然に思い付いたこと、「なんでだろう?」と疑問に思ったこと。それに向き合い、挑戦しながら新しい道を作り、進み、愛されるブランドになっていると感じました。ご自宅もその時の変化によって、柔軟にリノベーションや増築をされてきたそう。いつも使われている、お気に入りの家具や空間をご紹介いただきました。
ONE KILN 城戸さんのコラム
暮らしを彩り、人が笑顔になる場所
住居部分のリノベーションを終え、しばらく経った頃。家族が増え、仕事の幅も広がり、自宅、工房ともに手狭に感じることが多くなりました。
そこで、親しくさせてもらっている、DWELLの川畑健一郎さんに増築を依頼しました。
川畑さんは、自宅の敷地内に家具工房があり、子育てと仕事が気持ちよくできる、僕たちにとって、理想の暮らしを体現されている先輩です。色々と相談に乗ってもらう中で、仕事にも、家のリビングの延長としても使える、半屋外の場を作ってはどうか、という案にたどり着きました。
家と工房の間の空間に、シンプルな部材で屋根をかけ、小さなキッチンも設置しました。そこに長いテーブルを置き、接客や打ち合わせも、この場所を使います。作業場から靴を履いたまま移動でき、仕事の合間に火を起こしながら、終わると同時に、バーベキューということもよくあります。
このスペースが出来てから、友人たちが集まり、一緒に食事をする機会が増えました。海外をはじめ、遠方からもクリエーターが訪れ、親交を深めながら、それが製作へ繋がることもしばしば。
家族もこの場所を気に入っています。食事の準備をしている間に、長女は楽器の練習をしたり、下の妹たちは、ままごとをして遊んだり。お互いの気配を感じながらも、それぞれが好きなことをできることが、みんな嬉しいみたいです。
この場所も、ONE KILNのテーマである「THE SUN TO A TABLE - 食卓に太陽を - 」という言葉を体現している一面だと思います。
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