【作家インタビュー】<br />ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス)Vol.1

【作家インタビュー】
ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス)Vol.1

4/3(土)〜11(日)にWELLショールーム&オンラインストアで実施予定の【一緒につくるものづくり】ハンドメイドレザー RHYTHMOS(リュトモス)のポップアップイベントに際して、RHYTHMOSさんの工房をWELLディレクター村上雄一がお伺いし、代表の飯伏正一郎さんにものづくりにまつわる様々なことをお聞きしました。
つくり手のおもいや技術を知るところから、使う人それぞれのストーリーもさらに豊かに膨らんでいきます。

 

ものづくりをはじめたきっかけは?

村上:

まず最初にものづくりを始めたきっかけを教えてください。

 

飯伏:

祖父が大工で家の横に作業場がありました。祖父がいつもなにがしかを作っているのを横目で見ながらそれに憧れるなかで、自分自身も自然とものづくりに慣れ親しんでいきました。

その後大学に入って自由な時間ができて様々なカルチャーに興味がでてきたのですが、当時ブランキージェットシティ、ミシェルガンエレファントなどのROCKミュージックが全盛の頃で、その影響からクロムハーツなどに代表されるレザーやシルバーのものに惹かれるようになりました。

あるとき友人からライブのお土産として革の携帯ストラップをもらったのですが、それをみて「自分にもできるかも」と思って手芸店で革を買ってつくってみたというのが一番最初のものづくりです。

もう一方で、ゴローズなどのネイティブアメリカン系ぽいものにも理屈抜きに惹かれるところがあって、そういうテイストのものもつくれるかなと思って、自分のお財布をすべてバラして同じようなパーツを作って、自分で似たようなものを作ってみたりしていました。

子供の頃からものづくりは得意だという自負があったのですが、革を扱う技術も何もないので、当然ながらうまくいかないのですが、そんな自分にちょっと腹が立ってなんとかできるようになろうと自分自身で試行錯誤しているうちに、のめり込んでいったというのが最初のきっかけです。

 

 影響を受けた存在

村上:

たしかに飯伏さんの作品にはネイティブアメリカンのエッセンスがありますね。またそれと同時にやわらかい独特のエッセンスがあるように感じるのですが。

 

飯伏:

自分個人はロックやバイカーぽい男らしいテイストが好きだったんですが、商売をするには少しニッチだなという意識もありました。

そんななかでHENRY CUIRというイタリアのレザーブランドのHENRI BEGUELINさんというデザイナーの存在を知って、ハンドメイドのあたたかなテイストや職人としてのスタンスに惹かれ、自分自身もよりナチュラルなもの、革自体が主役になるような素材感を大事にした方向のものづくりに向かっていくようになりました。

後年になって、HENRIさんご本人にお会いするチャンスがあり、自分がつくったものを見て頂いたのですが、そのときに「ベリッシモ!」(美しい!)と言って頂きました。

私自身は独学なので師匠がいないのですが、憧れの人から「美しい」と言ってもらって、なんだか師匠に認めてもらったような気持ちになったのを覚えています。

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(次回に続く) 

 

  

<ダイジェスト動画>


 

<バックナンバー>

Vol.2 RHYTHMOS(リュトモス)のコンセプトは?

Vol.3 ものづくりにおいて、良いものと悪いもの

Vol.4 飯伏さん流の作り方

Vol.5 ものづくりの嬉しい瞬間

Vol.6 ものづくりを行う職人としての振る舞い

Vol.7 ものづくりをする工程