【作家インタビュー】
ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス)Vol.5
4/3(土)〜11(日)にWELLショールーム&オンラインストアで実施予定の【一緒につくるものづくり】ハンドメイドレザー RHYTHMOS(リュトモス)のポップアップイベントに際して、RHYTHMOSさんの工房をWELLディレクター村上雄一がお伺いし、代表の飯伏正一郎さんにものづくりにまつわる様々なことをお聞きしました。
つくり手の想いや技術を知るところから、使う人それぞれのストーリーもさらに豊かに膨らんでいきます。
ものづくりの嬉しい瞬間
村上:
嬉しかったこととか、こういうときにすごく喜びを感じた時ってどんな時ですか?
飯伏:
やっぱり嬉いのは、自分が生み出したものを購入してくれるお客様がいることです。さらに嬉しいのは、それを修理に出してくれるお客様がいることです。
修理して使い続けようって思ってくれることって、すごく嬉しいことで、最初に購入してくれる時よりも2回目の修理をする。もしくは、同じ商品を「また買う」とか、ご家族に紹介してくれて、その方が購入してくれることとか。そういう2回目のアクションのときに、評価されたという気持ちがとても大きいですね。
たとえば、修理に出したものが「また味が出て、何年たってもこんなに綺麗だ」っていうものもあれば、「すごく傷んでしまっていて、なんでなんだろう?」とか思うものもあります。けれど、こんなに傷んでしまっていても使いたいって思ってくださるので、すごくありがたいなと思います。
普通だったらぽいっと捨てて買い替えてしまう世の中なのに、そう思ってくださっている方が少なからずいることに、すごく励まされてますし、職人冥利につきるなって嬉しくなります。
「基本長く使えますよ」ってお伝えしていて、私たちが売っているものは、消耗品でもなく、リピートが発生する商品でもないんです。
なので、下手したら一度しかお客様とコンタクトがない可能性が高いんですけど、2回目、3回目のコンタクトをどうやって作っていくか。それは、僕たちにとって、すごくありがたいことですし、自分たちの思っているコンセプトを理解してくださっているということですし、それが伝わっていく人たちが増えていくことが、世の中を変える一つの小さなきっかけになるんじゃないかなと思っています。
なので、2回目のアクションというのが、嬉しい瞬間かもしれないですね。
つくり手と売り手の二面性
村上:
さまざまな仕事をしている中で、作っているときと売っているときに分けられると思うんですけど、どちらの方が好きですか?
飯伏:
私は、人と話すのも好きですね。作家さんの中でも、ちょっと種類が違うねって言われることのひとつは、自分で作って、自分で売るところまで好きなことです。
多くの作家さんは、作ることが好きで売るのが不得意だって言うと思うんですけど、僕はどちらかというと、販売の仕事の経験があるからかもしれないですが、売ることも好きだし、人とのコミュニケーションも好きです。ただ、自分が作ったものを売るっていう行為が単純に好きなんです。
たぶん作ることだけに満足にしていたら、独りよがりになってしまうんですけど。
買ってもられなかったとしても、「こういう背景があって!」って伝えるのが好きですね。
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(次回に続く)