【作家インタビュー】<br/>ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス)Vol.6

【作家インタビュー】
ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス)Vol.6

4/3(土)〜11(日)にWELLショールーム&オンラインストアで実施予定の【一緒につくるものづくり】ハンドメイドレザー RHYTHMOS(リュトモス)のポップアップイベントに際して、RHYTHMOSさんの工房をWELLディレクター村上雄一がお伺いし、代表の飯伏正一郎さんにものづくりにまつわる様々なことをお聞きしました。

 

つくり手のおもいや技術を知るところから、使う人それぞれのストーリーもさらに豊かに膨らんでいきます。

 

 

  

ものづくりを行う職人としての振る舞い

 

村上:

作業される今の格好には何か意味があるんでしょうか。

 

飯伏:

これでスイッチが入るので。五郎丸のあれと一緒ですよね、ルーティーン。ネクタイを締めることで仕事のモードがちゃんと入る、っていうのがあります。それと、お客さまに見える形で作っているので整理整頓もある程度していますけれども、こういうきちんとした格好で作っているっていうのが、丁寧に作られているっていうことにもイメージとして繋がるっていうのが一つなんです。

別に他のスタイルでもそれは伝えられるんですけど、このスタイルにしようと思ったのは、僕が以前独立前にスーツのテーラーで働いていた時期があって、そこで革職人をしていたんですけど。そういういわゆるもうクラッシックなフルオーダーのスーツテーラーということで、イタリアのクラシックなスタイルをサルトリアルスタイルって言ったりしますけれども、向こうの職人さんって結構そうなんですよね。シャツ・ネクタイ・エプロンして、まあ事務員さんが使うようなアームカバーつけたりとかしてやるっていうのが、職人のスタイル。靴職人とかそういう人たちのソウル。それってすごく格好いいなっていうのが元々あって、このスタイルを選んでいるんですけど。

 

村上:

うんうん。

 

飯伏:

かつ、みられる職業。まあ職人って見られる職業ではなかったんですけど、僕は見られる・見せる職人にもなりえると思っています。それを意識してやっていると、こういう取材とか受けたり撮影されたりするときに、やっぱり所作が美しいとかって結構大事だなって思うので。それはもちろん合理的でなければいけないんですけど。ただかっこよく見せたいだけで作業性としては全くダメみたいなことでは意味がなくて、作業性がきちんとあった上で美しい所作に見えるようにっていうのが結構バーテンの世界にあるんですよね。あの人たちの所作ってやっぱり、グラスひとつ取る、ボトルを開ける閉めるの作業とか無駄が全くないですよね。オーセンティックなバーの話ですけども。だから、そういうところに行って、そういう人たちの動きを見てるだけでもすごく勉強になるし。それこそさっき言ってたインスピレーション、全く違う分野で何か思うことはないのかっていうような、ものとしてのアイディアとはちょっと違うかもしれないですけど、そういうのは思いますね。

 

 

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(次回に続く)

  

  

<ダイジェスト動画>

 

 

<バックナンバー>

Vol.1 ものづくりをはじめたきっかけは?

Vol.2 RHYTHMOS(リュトモス)のコンセプトは?

Vol.3 ものづくりにおいて、良いものと悪いもの

Vol.4 飯伏さん流の作り方

Vol.5 ものづくりの嬉しい瞬間

Vol.7 ものづくりをする工程