【作家インタビュー】<br/>ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス)Vol.8

【作家インタビュー】
ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス)Vol.8

4/3(土)〜11(日)にWELLショールーム&オンラインストアで実施予定の【一緒につくるものづくり】ハンドメイドレザー RHYTHMOS(リュトモス)のポップアップイベントに際して、RHYTHMOSさんの工房をWELLディレクター村上雄一がお伺いし、代表の飯伏正一郎さんにものづくりにまつわる様々なことをお聞きしました。

 

つくり手のおもいや技術を知るところから、使う人それぞれのストーリーもさらに豊かに膨らんでいきます。

 

豊かな暮らしについて考える飯伏さん

豊かな暮らしをするためにどうしたらいいか

村上:

最近、今まで通りの生活は送れないよねっていうことをなんとなくみんな気づいていると思っています。

とは言いながらも、生きていく上で、豊かになりたい気持ちもみんな共通して持っているものなんですよね。その中で、飯伏さんが感じている豊かな生活ってどう考えていますか?どうしていこうと思っているものがありますか?


飯伏:

どこでも同じっていうものの使い方を考えて欲しいですね。

生活していくために必要なものと不必要なもの、それを見極めることがすごく大事だなと思っています。不必要とはいえ、それがあると楽しい豊かさもあるので、ほんとうに不必要かどうかは見極めないといけないなぁって思っています。


環境的な話になると顕著で、ものすごく意識はしていますけれども、あまり真面目になりすぎないようにしています。軽く言っている訳ではなく、難しくなりすぎると敵を作っちゃいますし、面白くないと思うんですよね、真面目すぎると。なので、もうちょっとカジュアルにいきたいんですけど。

たとえば、「エシカルであるかどうか」。エシカルっていう言葉もすごいざっくりしていて、日本語じゃないから認識が難しいくて、社会的批判で正しいと思えるかどうかという意味なんですけど、これの意味をちゃんとわかっていない人が多い気がします。

 

新しく生み出すのか、どんどん大量に作ることをやめましょうねっていう話で、世の中からプラスチックをなくせって言っていることではないんですよ。

 

以前、家にあったプラスチック製品を全部捨てました!というお話を聞いたんですけど、ただゴミを出しただけじゃん!ゴミ増やしているだけでしょ!って思って。そうじゃなくて、それを捨てずに使い続けようよ、それか、新しく買うことをやめようよ、という意味だよっていうことがわかっていない人が多くて。

たとえば、ペットボトルをやめましょうってなったら、それを作っている会社で働いている人たちや家族はどうなるんですか?っていう話をした時に、エシカルじゃないですよね?ペットボトルをやめることを表面的にエシカルと思われていても、実際その人たちの職業を奪ってしまうことがあるんだよって言われたら、社会的批判からして正しいの?って考えると、正しくないよねって。その人たちの仕事を守りながら、そこに向き合っていくことだと思うんですよ。

 

コロナとかでこれからどうなるんだろうかっていうところで、ちゃんと本質を見極める力を身につけるべきだと思うのと、勘違いさせる発信をしてはいけないなって意識しますね。一般の人って思っているよりもメディアで言われていることに気持ちが揺さぶられてしまうので、真実を見極めないっていうことと、そこの中でしっかり選ばれて使い続けるっていうものを生み出していくべきだと思います。

 

そこの芯の軸が変わることはないんですけど、もうちょっと表現したり、生活に必要ではないけれど、それがあるから、豊かになるということ。それにちゃんとストーリーがあるものだけじゃなくて、作っている人がいるという生産背景が後ろにある問題とか。

 

RHYTHMOSの財布を買うことで、環境問題に貢献できるようになったんだって思えるものを作っていきたいと思いましたね。

 

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(次回に続く)

  

  

<ダイジェスト動画>

 

 

<バックナンバー>

Vol.1 ものづくりをはじめたきっかけは?

Vol.2 RHYTHMOS(リュトモス)のコンセプトは?

Vol.3 ものづくりにおいて、良いものと悪いもの

Vol.4 飯伏さん流の作り方

Vol.5 ものづくりの嬉しい瞬間

Vol.6 ものづくりを行う職人としての振る舞い

Vol.7 ものづくりをする工程