【作家インタビュー】<br/>ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス)Vol.2

【作家インタビュー】
ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス)Vol.2

4/3(土)〜11(日)にWELLショールーム&オンラインストアで実施予定の【一緒につくるものづくり】ハンドメイドレザー RHYTHMOS(リュトモス)のポップアップイベントに際して、RHYTHMOSさんの工房をWELLディレクター村上雄一がお伺いし、代表の飯伏正一郎さんにものづくりにまつわる様々なことをお聞きしました。
つくり手のおもいや技術を知るところから、使う人それぞれのストーリーもさらに豊かに膨らんでいきます。
RHYTHMOS(リュトモス)のコンセプトについて話す飯伏さん

RHYTHMOS(リュトモス)のコンセプトは?

村上:

ものには形が無限大にあるなかで、何を気にされて作っていますか?


飯伏:

ブランドのコンセプトとして根底に置いているのは「命」です。

生きて歩いていた牛を使った商品という事実、動物の命を大切にしたものづくりをしています。だから、お客様には長く使って欲しくて、手縫いにこだわっています。ミシン縫製はどちらかというと大量生産で、手縫いは少量・中量生産にあたると思うのですが、手縫いだからこそ、素材に敬意を持って大切に扱うし、修理が可能になります。


革は布と違って、一度空いた穴は塞がらないんです。なので、もう一回、縫い直す時は、同じ穴に針を落としていくので、ミシン縫製は手回しで針を落としていく作業になるんです。その手間を考えて、修理の対応していなかったり、高い金額を請求したりするお店がありますね。だけど、手縫いだと修理のときもやることは同じなんです。だから、修理が完全にできることが強みです。


つまり、「命であるから、丁寧に、手仕事でつくる」という3つのベースを大切にしています。手仕事で作るからこそリペアができる。動物の命を使った素材だからリペアする、というこの3つが連動しているのがテーマとしてあります。


商品としては、まず、革の表情・質感がちゃんと伝わるかどうか。革の雰囲気を隠すような装飾をしないことを気にしています。次に、手縫いで作ると修理ができるので、複雑な構造にしないことです。そのためにシンプルな作りにすることで、長く大切にしてもらえるようにしています。最後に、シンプルにすればするほど、機能性が落ちるように感じます。けれど、むしろ機能性が高まるような構造を意識しています。


実は、あまりデザインは意識していなくて、このベースを大切にしたものを革に落とし込みながら、実際に使う人の使いやすさを考えて作っています。

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(次回に続く)

 

 

<ダイジェスト動画>

 

 

<バックナンバー>

Vol.1 ものづくりをはじめたきっかけは?

Vol.3 ものづくりにおいて、良いものと悪いもの

Vol.4 飯伏さん流の作り方

Vol.5 ものづくりの嬉しい瞬間

Vol.6 ものづくりを行う職人としての振る舞い

Vol.7 ものづくりをする工程