大切に使う、人とつながる

大切に使う、人とつながる

※イベントは終了いたしました

 

4月3日(土)〜4月11日(日)の期間、WELL 新宿ショールームでは、動物の生きた証を残すレザーブランド 鹿児島市にあるRHYTHMOS(リュトモス)さんの展示会を開催しています。


初日に素敵な出会いがありました。


夜19時半ごろ、男性がお二人いらっしゃり、真っ先にリュトモスの定番お財布「Zip(ジップ)」をご覧になりました。

Zip(ジップ)は、2008年に飯伏さんがデザインされたお財布で、コンパクトなのに、しっかり入る。方向を変えれば、開け方が馴染む。お財布に潜んでいる小さな煩わしさを減らし、使う人の仕草を真剣に考えた設計になっています。


その男性にブランドコンセプト、商品をお伝えしたところで飯伏さんが登場され、実際に使われている財布を見せたたり、どうしてこのお財布が生まれたのか、こうも使えるよと、デザイナーとして、ユーザーとして、それぞれの視点を男性にお話しされていました。


その男性は、今日はお財布を探す日と決めて百貨店などを見たのですが、納得のいくものが見つからなかったそうで、偶然通りがかったところに立ち寄ってくださいました。飯伏さんのお話しに「そういうストーリーがあるんですね!」と感動されていらっしゃいました。

最近、同年代からモテていると言う飯伏さん。「また男性を虜にしたな」と見ていました。


受注生産のお品物なので、お使いになるまで時間が空いてしまいますが、その時の偶然の出会いがお財布というモノを通じて、つながりができることが素敵だと感じました。

メンテナンスと修理をしながら、長く大切に使うことで関係が続き、そのつながりは、お客様も作家も、幸せを感じる瞬間が増えていくことになると思います。


「長く大切に使うことが大事」と小さい頃から聞かされていますが、本当の意味は「人とのつながりが続くよ」というメッセージなのかもしれませんね。

 

Yuka. N

お知らせ

<一緒につくるものづくり>ハンドメイドレザーRHYTHMOS(リュトモス) ※終了

 

作品について

● RHYTHMOS(リュトモス)の商品をご紹介

 

作家さんについて

Vol.1 ものづくりをはじめたきっかけは?

Vol.2 RHYTHMOS(リュトモス)のコンセプトは?

Vol.3 ものづくりにおいて、良いものと悪いもの

Vol.4 飯伏さん流の作り方

Vol.5 ものづくりの嬉しい瞬間

Vol.6 ものづくりを行う職人としての振る舞い

Vol.7 ものづくりをする工程

Vol.8 豊かな暮らしをするためにどうしたらいいか

Vol.9 ベストなコンディションを作る工夫

Vol.10 使命の考え方と時間の使い方

Vol.11 飯伏さんの今後の取り組み